(写真=calcassa/Shutterstock.com)
厚生労働省が2019年7月30日に発表した「平成30年簡易生命表の概況」によると、わが国の平均寿命が男女ともに過去最高を更新しました。
そこで考えたいのが、定年後に迎えるセカンドライフ(第2の人生)をいかに充実させるかという課題です。
ここでは定年前から準備しておきたいゆとりをもってセカンドライフを送るための方法について解説します。
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定年が近く、第2の人生がやってくる
厚生労働省が発表した上記資料によると、2018年度の平均寿命は男性が前年より0.16年伸びて81.25年、女性が0.06年伸びて87.32年です。
会社の定年を65歳とすると男性の場合、約16年のセカンドライフがあり、女性は約22年と期間が長くなります。
もちろん定年後に簡単な仕事を続けることは可能ですが、現役時代より収入が減る可能性は非常に高いでしょう。そのため年金と副収入だけでは、ゆとりのあるセカンドライフを過ごすのは難しいのが実情です。
では年金受給まで間がある人は、どのような備えをしたらよいのでしょうか。
「人生100年時代」に備えるマネーライフとは
「人生100年時代」といわれていますが、残念ながら金融市場では超低金利が続いています。
銀行預金では、ほとんど利息収入を得るのは難しく国債もかつてのような高金利は望めない状況です。そのような超低金利の時代には、銀行預金は決済以外にあまりメリットはありませんので、積極的に資産運用を考える必要があります。
今までなんとなく投資を遠ざけてきた人も、資産運用を始めるには良い機会です。ただし「人生100年時代」を生きるための資産ですので、資産を大きく減らしかねないリスクの高い投資は避けなければなりません。
そのためには、低リスクかつ銀行預金よりも高い利回りを確保できる運用を心がける必要があるのです。
投資は頭のトレーニングにもなり、生涯学習に有効
定年を迎える年齢であれば、脳を活性化させることも豊かなセカンドライフを送るためには必要です。
頭のトレーニングになる教材は、いろいろと発売されていますが「使ってみたものの長続きしない」という話も少なからずあります。トレーニングの有無がそれほど生活に影響しないため、真剣さに欠けるのが原因の一つかもしれません
その点、投資は「資産をいかに増やすか」という問題です。そのため真剣に取り組まざるをえないことから、頭のトレーニングには最適といえるでしょう。
投資を始めると日々のニュースや投資先のより詳しい業界情報、世界情勢の変化などもチェックするようになることが期待できるため、新しいことを知る、知ろうとする意欲にも繋がり生涯学習にも役立ちます。
お金の相談や学びの場として、セミナーに参加してみよう
今まで投資経験がない人が、いきなり自分で資産運用を行うのは不安があるかもしれません。
そのような人は、お金の相談ができるほか、学びの場にもなる「資産運用セミナー」に参加してみることもよいでしょう。参加費無料で、場所は東京や大阪など都心の会議室などで行われるためアクセスも悪くありません。
参加者の相談にも気軽に応じられるように、定員は50名以下の少人数で開催されるのが多い傾向です。時間は1時間30分~2時間30分くらいなので、講演の中で気になることがあったら終了後に担当者に質問すれば、その場で不安な点も解消できます。講師になる人は資産運用のプロであり、投資アドバイザーやFP(ファイナンシャルプランナー)などの経験が豊富です。そのため初歩的な質問から専門的な質問まで的確な回答が期待できます。
さらに資産運用に関するイベントが開催されることもあります。こちらはセミナーよりも規模が大きな会場で行われ、金融関係の講師による講演や、ブースごとに行われるセミナーなどで資産運用について学べるのが特徴です。
また楽器の演奏があったりドリンク・軽食のサービスがあったりと、リラックスした状態で楽しみながら学習ができるイベントもあります。平均寿命が伸び続け、「人生100年時代」に近づくのは喜ばしいことです。資産運用によって生活にゆとりができれば、希望に満ちた輝かしいセカンドライフが展望できます。そのための第一歩として、まずはセミナーに参加して気軽に投資相談をしてみてはいかがでしょうか。
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