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社員との交流から生まれた信頼の土台。今は途中経過だと納得できるから、お金の不安に揺らぐことはない
お客さまがGAIAにいらっしゃるきっかけは様々ですが、大切な資産をご両親から引き継ぎ、その運用が重荷になって相談にお越しになる方も多いです。今回インタビューに登場いただいたY様もそのおひとりで、本インタビューでは、Y様がGAIAにたどり着いた経緯や、ご契約から6年を経てのGAIAとの付き合い方、お金の不安に振り回されずに人生を充実させるための考え方などを伺いました。
【プロフィール】
Y様 58歳女性 ご主人と社会人の一人娘と大阪府在住。
2015年、開業まもないGAIA大阪オフィスにお越しいただき、現在はご契約7年目。
チャイナ・ショックによる暴落から立ち直り、今はお金に振り回されずに、穏やかに自分の時間を楽しめている。
2015年チャイナ・ショックで暴落を経験
---大阪オフィスは2015年4月に開業し、Y様が初めて相談にいらしたのが11月ですので、できたばかりの大阪オフィスのお客さまです。どのようなお悩みがあってGAIAを見つけてくださったのですか?
Y様:2015年に母が他界し、父が精神的に参ってしまったので、父が行っていた投資を私が代わりに見ていくことになりました。「証券会社に任せておけばよい」という父の言葉もあって、担当者に勧められるまま自分の口座を開き、次々と金融商品を購入していきました。するとちょうど株価が急騰して、思っていたより多くの配当金が入ってきたんです。ですが好調なのは最初だけで、そうこうするうちにチャイナ・ショックが起き、マーケットは暴落しました。
---2015年は日経平均が1万7000円台から2万円を超えるまで上昇し、夏から秋にかけてチャイナ・ショックで急落しました。多くの個人投資家が翻弄された大変な年でした。
Y様:父が長年お世話になっている証券会社だったので、私は担当者を信用して、資産状況の一覧を見せ相談しました。当然、担当者はどんどん運用を勧めてきます。ブラジルレアル建の外債やUSリート、EB債など、ハイリスクなものとは知らず、次々と金融商品を購入していきました。今思えば、鴨がネギを背負ってきたようなものですよね。そうして投資金額が増えていったところでのチャイナ・ショックだったんです。
心配でたまらず担当者に連絡しても、大丈夫ですの一点張りです。売却をしようと担当者に電話をしてもなかなか繋がらず、折り返しもかかってこない。出てくれても「今研修中なので」と一方的に切られたこともありました。証券会社に出向いても、腕時計を見ながら席を立ったり、閉店しますと言って三時になると出口へ案内されてしまいます。配当に浮かれていたのが一転、投資などしなければよかった、という後悔ばかりの日々が始まりました。
藁にもすがる思いでGAIA大阪オフィスへ
----想像以上の心ない対応で驚きます。そこから、どうやってGAIAを知ってくださったのでしょうか。
Y様:含み損ではありましたが、まさかこんなに損失が出るなんて思っていませんでしたので、全く経験したことのない大きな不安で気が気ではありませんでした。毎日のように損失額を確認しながら「投資、損失」とネット検索をしていたときに見つけたのが、中桐さんのコラムです。その時は独立系ファイナンシャルアドバイザーということも知りませんでしたが、調べると大阪のオフィスで相談を受け付けていることがわかりました。ここしかないと思ってすぐに連絡しました。
---聞いたことがない会社に相談することに、ためらいはありませんでしたか?
Y様:担当者の対応に憤りながらも、証券会社はそんなものなのかなと思っていたのですが、GAIAに来て浦谷さん、森田さんに話を聞いていただき、本来はそんな対応があっていいはずはないと気付かされました。
母は認知症になってグループホームに入って3週間で亡くなってしまったんです。そのことに罪悪感を抱えたまま父からお金のことを任され、ほんの数ヶ月で両親が築いた大事な資産を減らしてしまった。新たな罪悪感が湧き上がりました。そんな精神的に追い詰められた状態でしたので、GAIAに来た時は、本当に駆け込み寺にやってきたような感じでした。
---とても辛い経験をされましたね。
Y様:ハイリスクな商品でお金を無駄にしましたが、それ以上に大切な一日一日を暗い気持ちで過ごしたことが、何よりもったいなかったと思います。それでも、あの状態があったから今がある。当時の辛い経験がなければGAIAに出会うこともありませんでした。そう思うと、必要なステップだったとも思っています。
初めての面談で出てきたのは、商品の話ではなくライフプランの話
---初めてのGAIAでの相談は、どのような印象でしたか?
Y様:実はGAIAに相談に行く前、知り合いで投資に詳しい年配の男性に、GAIAというところに相談にいくと話してありました。その方からは、くれぐれも気をつけなさい、目的をもって相談しなさい、と言われていました。ですので最初は警戒心をもって相談に来て、その時に対応してくれたのが、浦谷さんと森田さんです。
---2015年4月に浦谷が大阪支店長として着任し、森田はその年の7月に入社したばかりでした。
Y様:お二人はまず、私の生活状況や家族のこと、ライフプランを聞いてくれました。金融商品を勧めるところから始まる証券会社とは全然違うなと感じました。じっくり話を聞いてもらい現状を伝えられた、それだけで気持ちが穏やかになりました。こういうところもあるんだな、とほっとしたことを覚えています。
---すぐにGAIAとお付き合いしていこうと思われましたか?
Y様:実は数回の面談のあと、梅田でのGAIAのイベントに主人と一緒に参加しました。証券会社での失敗があったので、契約前に主人にもGAIAを見てもらおうと思ったんです。その日、本当なら主人はカンファレンスが終わってから仕事にいくと言っていたのですが、冒頭の中桐さんのお話を聞き終わったところで、もう十分わかったから出勤すると言い出しました。まだ途中なのにと言うと、トップの考え方が何より重要、中桐さんのお人柄もわかったので安心したとのことでした。それで入会を決めました。
GAIAでは「ここの一員」だと感じられる
---Y様には多くのイベントに足を運んでいただいています。2017年夏の大阪GCC(GAIA Client Conference)では、女性お二人で乾杯のスピーチもしていただきましたね。
Y様:入会してからは、色々なGAIAのイベントに参加しています。会場で感じたあたたかさや、スタッフみなさんの声掛け、挨拶、そういった全てからお客さまをウエルカムしてくれている思いが伝わってきます。毎回「ここの一員なんだな」と感じられることが私にとっては嬉しいことです。
---大阪オフィスは、お客さま同士の交流も盛んですね。
Y様:お知り合いになった会員の方とは、GAIA以外でもお会いし一緒にお茶をすることもあります。浦谷さんが、大阪のお客さまはお互いGAIAに来るまでどれだけ損したか自慢しあっていて、関西らしいと感じる、とおっしゃっていました。確かに、そんな話で笑いあえる仲間がいることも、心強いです。「証券会社ではこんなに損をして・・・」「いやいや、私なんてもっとよ!」って、笑。
そんな風なので、私はGAIAの会員であることを、最大限享受させてもらっています。知り合いも出来て情報交換もできる、そんな出会いの場です。
長期投資の考えに共感し、不安から自由になれた
---GAIAでのご契約も7年目になりました。今は、資産運用についてどのように考えていますか?
Y様:知識のないまま始めた最初の投資経験が大失敗だったわけです。GAIAで相談するうちに、証券会社での保有商品がいかにハイリスクかも知り、投資をやめてしまいたいと思ったこともあります。ですが浦谷さんに何回もかけてプランニングを仕上げてもらううちに、長期投資の考えに共感できるようになりました。今は投資をやめようとは思いませんし、不安から自由になって、長期投資を続けることができています。
---昨年は残念ながら支店長の浦谷が退職し、Y様の担当も交代になりました。どのように受け止めていますか?
Y様:もちろん、浦谷さんは当初からの担当で何でも話せる存在でしたので、正直不安はありました。ですがまた違った担当の方と交流できるのもいいかなと思いました。新しい担当の堀口さんからも、中桐さんの想いが伝わってきます。
父から受け継いだ実家を売却するか、リフォームして賃貸にするか迷っていた時にも相談に伺いました。リフォーム代の所得税控除についてお尋ねすると、堀口さんはその場で提携の税理士さんに電話で確認してくださいました。私の悩みを自分のことのように受け止め解決しようとしてくださっているんだと、嬉しくなりました。投資で悩んでいる友人を連れて行き、アドバイスいただいたこともあります。私にとっては頼れる存在です。
落ち込んでいても、GAIAに来ると元気になれる
---担当者が変わることは影響が大きいと思いますので、Y様のお言葉を聞いて、少し安心しました。
Y様:中桐さんは、お金のことを心配したり管理に時間を取られたりするのではなく、そこはプロにまかせて、もっと自分のために時間を使って人生を楽しんで欲しいというお考えだと思います。そのために、GAIAが力になります、ということですよね。
人によってGAIAの活用の仕方は違うと思いますが、私はそのお考えをそのまま受け止めています。GAIAに出会っていなかったらどうなっていただろうと想像してみると、きっと投資は懲り懲りと思って反動で全て売ってしまい、失敗を引きずったままになっていたと思います。
今はこうして穏やかに、その後悔からも解放されています。お酒を飲みながら話せるミーティングなど、私たちと絆を深める努力や工夫、機会を作ってくださっていますよね。オフィスでいつも笑顔で迎えてくれる安齊さんに会うのも楽しみです。受付のウェルカムボードを作ってくださっている姿を想像すると、気持ちが温かくなります。大きなGAIAの戦力ですね。少数精鋭で、みなさんがより良い仕事をしようと頑張っていることが伝わってくるので、何か他のことで落ち込んでいても、GAIAに来ると元気になれます。
お金という大きなことを任せて、人生を充実させることができる
---中桐は創業当時から間接部門の採用にも力を入れてきました。裏方の仕事にも気づいていただけることは、とても嬉しく励みになります。これから先、未来に向けてやりたいことはありますか?
Y様:夫は現在61歳で、働けるうちは働こうという考えです。同居の娘も独身生活を謳歌しています。迷っていた実家は堀口さんのアドバイスで賃貸に心が決まり、無事入居者も入りました。今は私も自分の時間を満喫していて、フィットネスジムに週2日通い、また、スペイン語も習っています。
---スペイン語を始めるきっかけは?
Y様:フィットネスダンスのズンバが大好きでずっと続けています。使われている曲はスペイン語の歌が多く、その響きに魅せられて歌詞を理解したいと思い、スペイン語を始めました。また、難民支援のボランティアに携わりたいと思っていて、スペイン語圏の人々の日本での生活に何かお手伝いができればいいなと勉強に励んでいます。ズンバとスペイン語の勉強をしている時が何より幸せです。
お金という大きなことをGAIAさんにお任せしているから、こうやって、自分自身のことに時間が使えています。
証券会社で運用していた時は、いつ売却すべきか常に頭にあり、海外旅行で飛行機に乗る直前まで、ネットを見て気を揉んでいたこともありました。寝ても覚めてもストレス。お金がなくなるかも知れないという不安は、恐ろしい負のエネルギーです。
自分のなかからそういった不安を排除していくこと、心を安定させてマーケットの上げ下げに巻き込まれないようにすること、お金に関してはGAIAがついているので、それができています。不安が先行することはありません。
---お金の不安を手放して、自分らしく充実した人生を満喫して欲しい、これはまさにGAIAが提供したいと思っているアドバイザーの価値です。
Y様:お金は大事です。生活の基盤ですから。でも、そこに振り回されたくないんです。証券会社との付き合いで、私はそこに振り回されてしまいました。
今、穏やかに生活できているのは、任せたのだから揺らがない、と決めているからです。そういう心境に至らせてもらったのは、この6年間の積み重ねです。全て最後は人と人ですよね。思い通りにならないことがあるのは当然、そこでどう感じるかは、最終的には人と人との結びつき、信頼感で繋がっているか次第ですから。
結果より大切なこと、それは信頼の土台があるから途中経過に納得できていること
---インタビューの前に中城にY様の印象を聞いてみると、「真面目でGAIAのアドバイスを受けて一つひとつご自身で判断される方。そして自分で決めたことには市場変動にもびくともしない、腹の座った女性です」とのこと。私も今日、その通りに感じました。その覚悟はどこから来ているのでしょうか。
Y様:GAIAを妄信している、そういうことではないんです。やはり人間が行うことは、間違いがあるかもしれません。そのためにGAIAから発信される情報と世の中の動きを確認することは大前提です。とは言っても、私はプロではないので専門的な検証はできません。GAIAの理念のもと環境の変化にどう対応しているか、これまでと違和感はないか、という感覚的なものです。そしてもし本来と違う方向に進みかけても、理念を共有している社員の皆さん一人ひとりが十分に機能し、良い空気感があれば、ちゃんと軌道修正できる、今のGAIAはそういう組織だと感じています。組織自体がブレていっていないかは、情報として与えられるものだけでなく、日頃の皆さんとのコミュニケーションを通じて小さなことから感じ取ることが大事なんじゃないかと思います。そのGAIAの在りようが違ってきたら、あれ?っと立ち止まろうと心に決めています。
今のGAIAは社員みなさんが、それぞれの持場、役割で会員のことを思って、最大限のことをしてくれています。中桐さんが会社として目指していることが社員のみなさんに浸透して、それがGAIAへの信頼感となっていると感じます。中城さんには細かいご質問をするたび、お忙しいにもかかわらず、丁寧に教えていただいています。私にとってはMr.GAIAと言える存在です。
世の中は変化しているので、もし資産運用のアドバイスをもらうだけの関係であれば、何かあるたびに本当に任せて大丈夫かな、と疑心暗鬼な気持ちがでてきます。信頼感の土台がなければ、そのストレスが続くことになります。
私の運用に関して言えば、娘に相続する、その最終的な結果を迎える時まで、今は常に途中経過です。結果は誰にも分かりません。ですが皆さんが最大限努力していただいていると感じられていることで、今は途中経過だと納得ができています。もし最終的に資産が大きく減っていたとしたら、それは私自身の運です(笑)。日々感じられる皆さんからの温かみ、一生懸命さに勝るものはありません。
---もったいないお言葉です。今日は、ここにいるメンバーみんなが励まされました。ありがとうございました。
〜編集部〜
インタビュー後、Y様からは「段取りを無視して勝手に喋ってしまったのですが、大丈夫ですか?」というお気遣いの電話をいただき、一つひとつの言葉や表現について、読んだ方がどう感じるかを気にかけて一緒に何度も修正作業を行っていただきました。その真摯な姿勢に、「責任感」という言葉が浮かびました。GAIAでもご両親から引き継いだ資産運用をきっかけにご相談いただく方が多いですが、それは一人で背負うには重い場合もあるのだと感じます。責任感が苦しさにつながらないように、もし背負う荷物が重たい方がいれば、GAIAが少しだけ肩の荷を下ろすお手伝いができればと思いました。これからも温もりあるサービスを大切に、お客さまとのご縁を大事に育ててまいります。(インタビュー:編集部・クライアントリレーション永井)
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