目次
三世代でプライベートFPサービスを利用
85歳まであと10年、お金の心配なく過ごせることが豊かだと感じる
がん闘病を経て、これからも夫婦で旅行を楽しみたい
【プロフィール】
2014年ご契約 担当FP:岩切(2018年退職)→堀越
夫:T様(73歳) 妻: K様(70歳) 埼玉県在住
2018年、ご主人にステージ4の胃がんが見つかり入院、手術。
闘病を経て今年は夫婦で念願の日本周遊や地中海クルーズを予定している。
お子様4人、お孫様7人、GAIAとは三世代でお付き合いいただいている。
きっかけは退職金を銀行に預けたこと
---2014年8月に浦和で開催した投資信託セミナーに来ていただいたのがきっかけでした。どのような理由でGAIAのセミナーに関心を持たれましたか?
K様:夫が60歳で退職金を受け取ったので地元の銀行に預けたのですが、そこで投資信託を勧められました。定期預金に置いておくよりはいいかと思い、勧められるがまま投資信託を数千万円購入しました。
普通は貯金したら増えていくはずなのに、どんどん目減りしていく。銀行の担当者は親切心なのかも知れませんが、切り替えるにも手数料がかかると言われる。こちらが無知なのが悪いのでしょうが、売るに売れず、4年も塩漬け状態でした。
そんな時に読売新聞で「塩漬け投資信託を賢く見直すセミナー」という中桐さんのセミナーを見つけたんです。すぐに「聞きに行かない?」と夫に声をかけ、浦和のセミナーに参加しました。
T様:セミナーの内容は、悩んでいることにぴったり合致しました。終了後に会場で相談できる時間があり、持っている投資信託を伝え、その後は改めて新宿オフィスに伺いました。岩切さんが担当してくれて、本当に親切丁寧、親身に相談に乗ってくれました。
そこから塩漬けの投資信託は解約することにしたのですが、一気に銀行の方を解約すると弊害があるといけないということで、徐々に解約し、GAIAにお任せしていきました。
---銀行とGAIA、対応の違いは感じましたか?
T様:銀行では投資信託が値下がりして資産が目減りしてきても、追加の購入を提案されました。
資産がある時はその提案に乗ることができますが、人間、限度があります。いつまで続くんだろうと段々心配になりました。しかも毎回手数料が掛かり、それは銀行のメリットになる。
私のための提案ではなく、手数料のための提案だと思い、2回、3回と続くうちに、限界だと思いました。
K様:私はその前にも証券会社でお小遣いで株を買って、下がり続けたという経験があったんです。その時はなんとか持ち続けて元に戻ったところで売ったのですが、退職金をつぎ込んだ投資信託が値下がりし、「またか」「向いていないな」と思いました。
GAIAのセミナーを聞いたことで損切りするしかないと納得しました。
GAIAと契約し、銀行で保有していた投資信託を少しずつ解約していきました。
---GAIAとご契約いただいたのは2014年、T様が64歳の時です。退職される前の年だったそうですね。その後は何度もご夫妻でGAIAのセミナーやイベントに足を運んでくださいました。
T様:懐かしいですね、GAIAで行った味の素工場の見学も覚えています。川崎大師にも立ち寄りました。
こうやって振り返ってみると色々思い出されます。
胃がんが見つかり入院、手術
---定年退職してから4年目の2018年8月、ご主人の胃がんが見つかり生活が一変しました。当時のことを教えていただけますか?
T様:腰の痛みが続いて脊椎狭窄症と診断され、ずっと薬を飲んでいたのですが、これはおかしいと思ってセカンドオピニオンを聞きにいった病院で、胃がんが見つかりました。同時に肝臓がんも併発していて、ステージ4、余命は1年か1年半という診断でした。
ちょうど夫婦でノルウェー旅行を予定していたので、どうしても行きたいと医師に伝えると「冗談でしょう」と怒られました。それくらい、逼迫した状況だったということです。
ショックだったのは、見つかった胃がんは、既に5年は経過していると言われたことです。4年前、定年退職した時に人間ドックも受けていたのに、どうしてその時に見つからなかったのか、見逃されたということに悩みました。
医師の話では「そんなこともありますよ」という反応でした。バリウムの画像も取り寄せましたが、答えがわかった上で画像を見れば胃がんの兆候だと気づけても、人の目でチェックしている限り、気づけないこともある。そういうことなんですね。
---診断を受け、9月から抗がん剤治療が始まったのですね。
T様:胃がんだけであれば、本当なら11月には入院、手術をしているはずでした。しかし、肝臓がんは全摘ができないので抗がん剤で小さくする必要があり、 9月、10月、11月と入院して、2泊3日の抗がん剤治療を繰り返しました。
2018年は怒涛の年でしたね。一生懸命勤めて65歳になり、ご褒美がこれか、と思いました。
---11月にはGAIAのウィーンフィル・ディナーコンサートにお二人で来ていただいたことを覚えています。当時は何も知らずにご夫妻にお会いしましたが、既に抗がん剤治療をされていた時期だったのですね。
K様:広尾のコンサートはちょうど翌月に手術を控えたタイミングでした。
12月には手術をしたのですが、胃は全摘することになっていましたから、その前に美味しいものを食べましょうと堀越さんにおっしゃっていただいて、手術の前にお寿司を食べに行ったことも懐かしいです。
---抗がん剤治療後にお寿司を召し上がるのは、お辛かったのではないですか?
T様:抗がん剤の副作用で接触障害というのがあり、冷水が入ったコップ等を触ると激痛が走るといった症状があって、それが辛かったです。
ただ胃があるので消化はできる。お腹に満腹感がある食事がいかに素晴らしいか、今は分かりますね。
K様:堀越さんのご提案で楽しい時間を過ごせました。
---大病をされたことで、お金の不安はありませんでしたか?
T様:がん病棟に「相談室」というのがありました。
がんによる身体的な影響もありますし、家庭の柱が、明日には命が尽きているかもしれない、そういった状況で家族は生計についてどう考えていますか?と話を聞いてくれる場所です。GAIAさんと資産運用や資産管理をやっていますというと、いいですねと言ってもらいました。一つの支えになり有り難かったです。
病棟にいた方で、36歳の男性で大腸がんの患者さんがいました。その方は会社に相談したら退職してくれと言われたというんです。奥さんが泣いていました。
私はもう定年退職をしていて、お金のこともなんとかなる。違いを感じました。お金がないと病気もできないとつくづく思いました。
K様:国民健康保険の高額療養費制度も有難かったですね。私はお金の心配は、どういう訳か全然しませんでした。
---2018年12月に胃の全摘手術をされ、世の中はその1年後からコロナ一色になりましたから、私は今日、本当に久しぶりにお目にかかりました。
K様:病気のこともあり、コロナがあり、数年間は本当に引きこもっていましたね。
ご家族のエピソード
---お二人にはお子様が4人、お孫様が7人いらっしゃいます。大所帯ですね。お二人の教育方針や家訓のようなものはあったのですか?
K様:私は子供が大好きで、甥や姪だけでなく、昔から他人の子も可愛いと思っていました。それでこうして4人の子宝に恵まれましたので、宝物です。
私自身は4人兄弟で、上三人が男でした。周りからはよく「可愛がられたでしょう」と言われますが、「当たり前やん」と思っていましたね、笑。
私は小さいころ、背は小さいし細いしで、父の晩酌が終わるとその懐に入って子猿のようにくっついていました。父が42歳の時の子ですから、それは可愛かったんだろうなと今は父の気持ちが想像できます。
T様:大所帯とも思っていないし、家訓のようなものはありませんが、それぞれが自立して離れていくものだと思っていましたので、男子でも女子でも、好きなことをやらせてあげようとおもっていました。
結果、長女は20歳からアメリカに行きましたし、それは兄弟にとっても考え方に影響を与えてくれましたね。
K様:私が「もう勉強なんかやめて一緒におやつ食べよう」というくらい、娘たちは勉強が好きな子だったんです。それに対して長男は「勉強して怒られる人がおるんやな」なんて言って笑っていました。
それくらい、子供4人はそれぞれ性格も違う。どう育てたかではなく個性ですね。
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」と言いますが本当にその通りだと思います。
三世代で付き合えるということ
---堀越がお子様方の相談もお受けしています。お嬢さんがいらっしゃる京都にも伺ったとお聞きました。
T様:今、GAIAとのお付き合いが10年目になりましたが、こうして三世代にわたってお付き合いができることはお世辞抜きで、とてもいいと思います。
GAIAからはいつも正しい情報をいただけるので、長く付き合いができ、信頼感があります。長期にわたってということが、力になってくる。
堀越さんに子供たちへの相続の相談をしたとき、保険を提案してもらいました。
私の考えに保険はなかったので、非常に有り難い提案でした。4人に平等にするにはどうしたらいいだろうという私の希望に応えてもらい、今でも感謝しています。
子供達も上手く受け入れてくれました。
K様:堀越さんが本当に誠実でいい方だから、長く付き合えるんです。
今は娘もそれぞれ相談させてもらっていますが、「堀越さんだから相談できる」と言っていますよ。
T様:GAIAのFPのみなさんは、銀行や証券会社などの金融機関から転職してきていますよね。金融機関のいい面、悪い面を理解して提案してくれるんだなと思います。
GAIAはいいことばかり言わない、リスクが必ずついてまわることをきちんと説明してくれます。
人はいいことばかり言いたいものですよね。いいことを言って、最後にちょこっとリスクを伝える、そんな人が多いです。GAIAは違うので、そこに信頼が生まれます。
K様:それから、半年に一度の定期面談はとても楽しみにしているんですよ。
毎回「ああ、もう半年経ったのか」と感じます。あっという間ですね。
T様:定期面談は振り返りの場であり、いい機会を与えてもらっています。
元気な限り、夫婦で旅行を楽しみたい
---これからのお二人の希望や実現したいことを教えてください。
T様:堀越さんとの面談では、キャッシュフロー表を更新してもらっていて、そこには毎年の旅行費用を見込んでいます。
旅行にいかなかった数年分の旅行費用は医療費になりました。
今、私が73歳、妻が70歳ですが、85歳を区切りに思っていて、そこまでは後10年弱です。もちろん資産は減っていきますが、十分安心です。
K様:夫婦二人の唯一共通の趣味といえるのが旅行なんです。昨年はコロナ前から契約していたハワイ旅行にようやく行くことができました。
今年は日本周遊と地中海クルーズを予定しています。地中海クルーズは以前も参加したのですが、その時できた友人が「どうせ行くなら1ヶ月」というのを聞いて、私達も秋に1ヶ月行くことにしました。旅行は最初の感動が一番印象深いですが、今回はスエズ運河が入ったコースです。
T様:今はあまり食べることが出来ませんが、旅行のいいところは違った人との繋がりができること。元気が残っている限りは行きたいと思っています。
何かものを買うとき、値段を先に見てから買うことが当たり前でしたが、今は欲しいかどうかが先に来ます。先の心配がないということを裕福だと感じます。
2023年12月で、私のがんは根治という判定がもらえます。
昔、八卦見の人に「晩年はすごくいい生活をする、今は苦しいけれど持ちこたえなさい」と言われたんです。それを知っている妻は定年の頃に「もう晩年ちゃうの?いつが裕福なん?」と言っていました、笑。
今思えば、胃がん、肝臓がんでステージ4、余命1年か1年半と診断されたのに、こうして生存している、それこそが八卦見の予言だったのだなと分かった気がします。
堀越さんが作ってくれたキャッシュフロー表で、これから10年も安定的に生活ができることが分かっていますから安心です。
資産は使いきるのが理想です。子供たちも「残さないでいい」と言っています。生前贈与で渡すものは渡したので、これからも夫婦で海外旅行を楽しみたいと思います。
〜編集部〜
<インタビューを終えて>
お互いを名前で呼び合い、「それは違うやん」と突っ込み合いながらお話をしてくださるT様、K様ご夫妻へのインタビューは、終始笑いが絶えませんでした。(私が関西弁を上手く記事に出来ないので伝わらないのが残念です・・・)
4人のお子様、7人のお孫様がいらっしゃるお二人ですので、ご家族の思い出話もたくさんお聞きしました。
私が印象に残っているのは息子さんが高校生の時のエピソードです。
「土曜日はととちゃん(お父さん)が必ず庭で自分の帰宅を待っていて”お帰り”と言ってくれるのが嬉しくて、その声が聞きたいから毎週走って帰った」と話してくれたそうです。
仲睦まじいご家族の姿が目に浮かぶようで、GAIAがそんなご一家と三世代でお付き合いしていることが、一層嬉しく貴重なことに感じられました。
お二人と一緒にいると「明るく」「しなやか」という言葉が浮かんできます。これからも堀越との「定期面談」を楽しみにしてもらえるよう、変わらぬサービスをお届けしていきたいと思っています。(クライアントリレーション 永井)
これからのことをポジティブに考えられるのは、同時に不確定な未来について安心があるからではないでしょうか。人生100年時代、漠然とお金のことで心配・不安と感じている方は、お金のプロフェッショナルに相談してみませんか。
GAIAでは、「会社の利益よりお客様の利益を優先します」を信念とし、長期的にお客様と深い関係を築けるフィーベースのビジネスモデルを実現しています。
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