健康管理について

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 みなさんこんにちは。人事の檜野です。先週私は会社の健康診断を受けてきました。
昨年よりも視力がだいぶ落ちていて、あまりの下がり具合に驚き「もう一度検査してください!」と申し出たほどです。最近見えづらくなったなあとは思っていたものの、ここまで悪くなっていたとは思わずショックでした。きちんと眼科で検査してメガネも新調したほうが良いかも…と思案中です。

 さて、みなさんは今年の健康診断はもうお済みですか?年に一度の定期健康診断は、「労働安全衛生法」に基づいて企業に義務付けられています。企業はこれに従い、年に 1 回の健康診断を行い、労働者の健康管理を支援することが求められています。また、雇入時や海外派遣時、特定の業務に従事する場合など、状況に応じた別の健康診断も定められています。このような診断の結果については、会社が適切に管理し、健康保持のための措置を講じる義務もあります。

 健康診断は病気の早期発見や、健康状態の管理を目的としています。普段は気づかない体の異変を早期に察知できるチャンスであり、自分の健康状態を把握する大切な機会です。
さらに、社員が健康であることは会社にとっても大きなメリットです。健康で生産性が高い状態を維持することで、個々の業績だけでなく、チーム全体のパフォーマンスも向上します。

 健康診断と同じようにストレスチェックも労働安全衛生法に基づいて、一定の事業者に対して実施が義務付けられています。具体的には、常時50人以上の労働者がいる事業所が対象です。2015年の法改正により導入され、年に1回、労働者のメンタルヘルスに関する負担やストレスの状況を把握することを目的としています。当社は50名未満ですのでストレスチェックの実施義務はないのですが、来月はじめてのストレスチェックを実施予定です。ストレスチェックの目的は以下の3つといわれています。

  1. 労働者自身の気づき
    チェックを通じて、自分のストレス状態に気づき、早期のセルフケアや生活習慣の改善に取り組むきっかけとします。
  2. 職場環境の改善
    ストレスの高い労働者が多い場合、職場の環境改善が求められます。企業は集団ごとの分析を行い、職場環境の改善に役立てることが推奨されています。
  3. 高ストレス者へのフォローアップ
    ストレスチェックの結果、高ストレスと判断された場合、医師による面接指導が推奨されます。また、労働者には面接の結果に基づいた勤務条件の調整が行われる場合もあります。

 健康診断もストレスチェックも、結果をしっかりと見直し、必要であれば生活習慣を改善したり、医師の指導を受けたりすることが大切です。会社としてもフォローアップセミナーや健康に関する情報提供を行い、健康維持のためのサポートを充実させることが重要です。会社の健康診断をしっかり活用し、心身共に健全な毎日を過ごせるよう心がけていきたいですね。

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